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ピーくんバスは天ぷら油で運行中!

~ ご家庭で使用済みとなった食用油を再利用、地域を走るコミュニティバスの燃料に ~

ピーアークホールディングス株式会社(代表取締役会長 庄司正英)では、2016年10月17日(月)より「ピーアーク ピーくんガーデン」(東京都足立区)を中心に循環するコミュニティバス「ピーくんバス」を、再利用燃料BDF(※)で運行するトライアルを開始しました。

※Bio Diesel Fuel…植物性軽油代替燃料、バイオディーゼル燃料

弊社では、地域社会の発展や貢献を目的に2014年8月より誰でも乗れる無料コミュニティバスを運行しています。さらに今回、BDFを採用することで、地球環境と調和した取組みに進化させることを目指します。燃料100%をBDFで賄うバスは全国的にも非常に珍しく、今回のトライアルは資源循環型新燃料の普及にも貢献するものです。また併せて、同店にて使用済み食用油の回収も始めました。

【運行ルート】JR亀有駅~ピーアーク ピーくんガーデン~東京メトロ綾瀬駅
【運行時間】9:30~18:15
年中無休、点検時等で運休する場合があります。

 

●BDF100%燃料にトライアルする理由
現在流通しているバイオディーゼル燃料は、揮発油等の品質の確保に関する法律(品確法)で、軽油への混和は5%以下しか認められていません。また、バイオディーゼル燃料が車輛へ与えるダメージは検証段階であり、メーカー保証の対象外となるため、BDF100%で走行すること自体が先駆的な取り組みと言えます。

弊社では、「企業の社会的責任として地球環境と調和する経済の発展について考え、地球に優しい企業経営を実践する」という企業行動憲章の元、BDF100%で運行することに意義があると考え、東京ワーナー観光株式会社、TOKYO油田グループにご協力いただき、今回のトライアルに至りました。

●ピーくんバスの環境貢献量(概算)
廃油100リットルで、約234kgのCO2削減に貢献します。
ピーくんバスの年間CO2削減貢献量は11トン232キロと試算されます。

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