Interview社員紹介

より強くなるために自らの手で変えていくそんな人と一緒に高みを目指したい

安野 聡(2013年入社)株式会社ピーアーク埼玉 代表取締役社長法政大学卒業

キャリアと就職活動

経歴

21世紀の初年度の2001年に入社して、千葉と埼玉の2店舗を経験した後、6年目で店長になりました。 そこから400台クラスの店舗や1,000台クラスの大型店、多層階の店舗と様々な市場で営業経験を積んだ後、グループ全体の営業支援をするサポート部門にも4年在籍し、ピーアーク独自の営業支援システム開発にも携わりました。そして2019年からピーアーク埼玉の事業会社社長を務めております。2022年度は新店のプロジェクトリーダーも兼任しました。

学生時代

真面目か不真面目かでいえば、どちらかというと不真面目な学生だったと思います。1年生の頃は、真面目に単位をたくさん取得しましたが、2年になる頃には余裕が出てきて、その分好きなことに真面目に取り組むようになりました(笑)。それが旅行とスロットとアルバイトでした。別法人さんですがパチンコホールでアルバイトしていたときはバイト仲間や社員さんと熱く働き、熱く語り、熱く遊んでいました。この経験が無ければパチンコホールで働くという選択はしていなかったと思います。アルバイト後に突然佐渡や東北に旅打ち(※)出かけることもありましたね(笑)。 ※旅打ち・・・ 旅行×パチンコのことで、地方にしかない遊技台やお店の雰囲気を楽しむこと

入社の決め手

大学では建築を学んでいましたが、建築の知識を建築業界で活かすよりも他の業界で活かす方が武器になると考えて建築以外の業界への就職を模索しました。
理由としては建築の知識を持っていれば「建物を創る側」とそれを「使用する側」の両方の視点で考えることが出来ると考えました、さらにその時代はパチンコで遊ぶお客様は2000万人と言われていて、そこまでレベルの高いパチンコ店で無くてもお客様が溢れていた時代でしたので、もっとお客様を増やすことが出来ると考えてパチンコホール業界を選択しました。その上でピーアークを選択した理由は首都圏で店舗展開している点、年間休日も他法人に比べて圧倒的に多い点、またいろいろな挑戦機会にあふれている点が魅力的で入社を決めました。

ピーアークの魅力

最も印象に残っている仕事・成果

一番は“P‐SIS”という営業支援のシステムを構築したことです。世の中がそうだったようにホール営業もアナログや感覚論が主となっていた時代で育ちました。そんな経験の中で、もっと営業をロジカルに、誰でも理解と応用がしやすく、人も店舗も成長できる仕組づくりの土台として構想半年、完成までに2年をかけてピーアーク全店の営業情報が即座に閲覧でき、共通言語として営業が見える化できるインフラを作りました。全店の店長や外部業者さんと幾度となく議論と試行を繰り返しプロトタイプが完成した時はもちろん、今も営業構築の必須ツールになっていることを嬉しく思っています。

ピーアークで働く人たち

手前みそですが先輩も後輩も同僚も、尊敬できる人が多く、人柄が良い会社だと思います。仕事にまじめで、会社を強くするためなら社歴に関係なく遠慮なく話せるし、チャレンジもさせてくれる。可能性がある挑戦ならやってみようという社風で、特にお客様のためになりそうなことは何でもやらせてもらえる環境です。
パチンコという遊びは、どうしても負けてしまうお客様がいるものなので、パチンコ業の接客は敗者ケアも重要だと考えています。私は、業界の接客のゴールはお客様が「負けたのがピーアークで良かった」と感じてもらうことだと考えていますのでお客様がパチンコ以外でも楽しんでいただけそうなことはどんどんチャレンジして欲しいですね。

育成で心がけていること

挑戦を謳う組織や企業は多いと思いますが、自由と放任が混在しているケースも多々あります。いきなり沖合に放たれて自由に泳げと言われても、溺れてしまうこともあるかもしれません。だから私は営業を考える上で失敗させないための営業メソッドというプールを用意しています。その中では自由に泳いで構わない。でもそれを超えてしまいそうなときは頭ごなしに提案を拒否するのではなく、「こういうリスクがあるよ」とか「こういうやり方の方が良いんじゃないか」など部下とはディスカッションをするようにして、実際に失敗させて経験させるのではなくイメージ上の失敗経験を積んでもらえるように心掛けています。

社長という仕事とビジョン

事業会社社長のおもしろさ

掛け算の面白さでしょうか?考えていることは、「ピーアークを強くすること」で店長時代と変わっていませんが、1店舗だけではできないことも、ピーアーク埼玉に所属する9店舗の総力をかけ合わせれば実現できる範囲も広がります。目標を達成する喜びも9店舗あれば9倍の喜びがありますし、逆に単店では解決できない問題も9店舗の総力で対応ができます。さらには事業会社として解決できない問題やお客様を増やすチャンスがあれば、HDに掛け合って対応していくこともお客様を守る・増やすためには重要だと考えていますので、その決断も事業会社社長の仕事の醍醐味だと考えています。
日清食品の社是でもある「決断なき上司は無能と思え」は事業会社社長としても心に刺さりますね

事業会社社長の仕事

一番はメッセージを届け、仲間の行動を変化させていく旗振り役だと考えていますし、ある意味店舗にとってのコンサルタントでもあると考えています。世の中は目まぐるしく変化しており、このご時世では情報取得は非常に重要ですので、業界の動向、市場での応用できそうな事例、グループ全体の流れなどを必要な限り伝えるようにしています。店長の育成においても、時には店長と同じ目線で、過去や他市場の事例を持ちより協議していく役目。一方、過去の経験から外してはいけないポイントだけアドバイスはしつつ、その店長の新しい考えや感覚があればリスクヘッジは一緒に考えつつ挑戦してもらうようにしています。

一緒に働きたい人

知識やスキルは、入社してからも十分得られます。一番は、相手の立場や気持ちを理解できる方が良いですね。これはお客様に限らず、チームで働く上でも非常に大切ですし、学生時代に培われた性格や能力が大いに影響する部分です。そして、社長や店長などのリーダーを目指して、これからのアミューズメント業界がより強くなるように変えていきたいと思っている方。そういう人と一緒に高みを目指したいですね。

私の短期的目標 長期的野望

2030年、ピーアークが営業力で関東圏最強になることです。実は店長時代からこの目標(野望)は変わっておらず一歩一歩積み上げてきました。店長時代は店舗に合わせて営業を考えながら、お客様を増やすことを第一優先に取り組んでいました。営業支援に異動してからは、当時は自分の店舗のデータでしか営業を考えることが出来なかったので、それを全社のデータが自動で手に入り、分析しやすいようにいろいろなフレームで見える化したシステム開発に携わることができましたし、現在は事業会社社長として、失敗させないための営業メソッドを店長陣に共有しつつ、それを踏まえて 店長によっては自分のお店のメソッドをさらに深堀して作っている店長もいますので、1歩1歩近づいているなと感じます。

就活生へのメッセージ

一般的には「一番好きなものは仕事にするな」と言われていますが、私としては一番好きなものを仕事に選ぶことをおすすめします。私は、好きだからこそ勉強するし、好きだから辛い時も頑張ってきた結果、今があると思っています。そして何より、好きなものの方が覚悟ができるし後悔しないと思います。
是非学生の皆さんには、給与や会社名だけでなく、「今、自分が一番何が好きか、楽しいか」を考えてみて欲しいと思います。そして、それに関連する仕事で成功すれば給与は付いてくると思いますし、会社名は自分で大きくしていけばいいと考えるようになると思います。

オフの過ごし方

学生時代から旅行が好きで、思い立ったら唐突に出かけていました。社会人になっても雪が見たいと思い突然北海道にスキーへ行ったりと、基本変わってません。最近のイチオシは焚火です。キャンプスキルはないので、グランピング施設に出かけては火を見て癒されながら楽しんでます。疲れてはいません(笑)